合宿事後レポート

2003.7からBrenda宅マンションのゲストルーム、会議室などの設備を活用して通訳
訓練自主合宿をはじめました。毎回5〜6人くらいのメンバーを募り、できれば半年
に1回くらいのペースで継続していけたらと考えています。

2003.7.21〜23合宿報告
2004.1.11〜13合宿報告





●2003.7.21〜23合宿報告●   7/21(月)〜23(水)にかけての2泊3日のはじめての、通訳訓練自主合宿が終わりま した。ほとんど生徒だけのような環境で、様々なレベルの人々が集まっての勉強会 に参加すること自体初体験だったので、いわんや主催するとなるとさすがに不安の 種は色々ありましたが、「まぁ何とかなるでしょう」という軽いのりで開催し、何 とかなってしまったどころか、私にとっては夢のような、有意義で楽しい3日間で した。 <合宿実現までの流れ> 5/30 会場を押さえる  3月に便利な共有施設が満載の大型集合住宅に越してから、「こんな使い方がで きるのでは」という漠然とした考えはあったのですが、宿泊可能なゲストルームは 人気が高く、土日祝日は常に予約れない状態。ところがたまたま7/21(海の日) の昼と夜の利用がキャンセルになっているのを発見し、思い切って2日連続で予約 してしまったのが第一歩でした。  行動を起こすことによって「やるっきゃない」みたいな気持ちになってくるもの で、早速「皆でコツコツの会」のメンバーにお誘いのメールを入れました。 6/22 宿泊参加1人目のオファーを受ける  「コツコツの会」の皆様には暫く考えて頂いていたのですが、祝日の21日には 参加します!と言ってくださる方が多く、2〜3日目の参加についてはあまり積極 的な声が聞かれませんでしたので、ようやく一人目の「宿泊希望」の参加表明を正 式に頂いた時は「これでもう何とかなる」と思いました。 6/29 会員外参加者も募集する  この頃たまたまPCがダウンしてしまい、HPの復旧にも10日近くかかりまし た。「コツコツの会」のトップページで宣伝できなかったため、同会のBBSと、 他のいくつかのサイトのBBSで宣伝させて頂きました。HP上での宣伝は7月に 入ってからはじめました。 7/8 計画を立てる  この頃までに21日のみ8名、22日まで3名、23日まで2名の参加表明を頂 いたため、HP上での宣伝は22日以降の参加のみを募集し(結局これ以上増えま せんでしたが・・)、とりあえず計画を立て、参加予定者全員に打診しました。 7/12 タイムテーブル確定  先生がいない勉強会なので、参加者一人一人が公平にインストラクターの役割を 果たすようにする点と、高レベルの参加者にも勉強になりかつ、このような訓練は 初めてという方にも、上級者の技を見てもらう機会を作る という点が難しかった です。また、LL設備なしに全員でシャドーイングをできるかという点にも議論が あり、結局参加者全員にウオークマンと日本語・英語のシャドーイング用テープを 1本ずつ持ってきてもらって他人が用意したテープでウオークマンを聞きながらシ ャドーイングをすることになりました。  こちらが最終的にできたタイムテーブルです。  実際にはかなり時間が押す場面もあり、シャドーイング等のウオーミングアップ を飛ばしてしまう場面もありましたが、割り当てた逐次練習の担当分はすべてこな すことができました。(同通として予定したところは実際には逐次訓練に変えて行 いました。)  また、3日目のメニューは当日になるまで空欄だったのですが、参加者は3人 ですし、2日間の経験と教材(たくさんあまってました)に基づいて適宜役割分担 をして進めました。タイムテーブル上で報告してあるのは、実際に行ったカリキュ ラムです。 7/15 準備するものの確認メール送付 以下の内容をメールで送付しました。 @担当になっている分の逐次、リプロダクション等のテープ(15分くらい。内容を学習してくる) ※なおこさんは[9]の教材に関しては英文を紙で用意して下さい。 Aシャドーイング用テープ(日本語10分 英語10分 名前と内容についてラベルを貼ってください) ※用意するだけで結構です。できれば2日目以降のシャドーイングにも利用させて頂きたいのですが初日のみの方よろしいでしょうか? Bウオークマン(もっている人) C参加費1000円(※ゲストルーム使用料(11,000円),会議室利用料(1,000円)等にあてます)+食費 D筆記用具(メモ用紙は大量にございますが、会社の裏紙なので使用後回収・廃棄させて頂きます) E宿泊者はお泊りセット(タオル、歯ブラシ等もご持参ください) <良かった点> ・最初は2時間休憩なしでぶっ通しで計画したのですが、参加者のご指摘により、 約1時間ごとに小休憩を入れました。特に2日目、3日目と人数が少なくなって くると一人にかかる負荷が大きくなり、適度に休憩を入れないと朦朧としてきて返 って能率があがらないような状態でした。 ・2時間一コマで、最初の20分がシャドーイングなどのウオーミングアップ、 残りの時間は40分ごとに担当を変えて逐次訳練習としたのですが、これだけの人 数が集まりますと、食事も時間がかかったり、つい脇道にそれたり(といっても非 常に有意義な脇道なのですが!)と、計画が押せ押せになってしまいがちで、そん な時、ウオーミングアップの部分を省略できたのでこのような遊び時間を設けてい たのは正解だったなと思いました。 ・教材は40分の逐次訳に15分のテープ(学校では15分のテープに3時間かか ったりするのに!)を用意して頂いたのですが、2日目や3日目に「あの教材、良 かったから続きをやってほしい」という要望に対処でき、ご用意頂いた教材を有意 義に活用できたと思います。 ・1日目の午後以降にとった1グループ3〜5人の形態は丁度いいなと思いました。 1人1人が訳す時間がぐんと増え、こじんまりしているので指摘も言いやすい。パ フォーマンスの後に皆でディスカッションする時間に、多くの知識を吸収させて頂 くことができました。 ・ウオーミングアップに、ペアリングして、一人がサイトラをし、もう一人がそれ を更に訳すというトレーニングを取り入れたのですが、これは非常に面白かったで す。最終的な訳が如何に原文に近いものになるかは、サイトラする人とそれを訳す 人の連帯責任で、なかなか難しいのですが、できるだけ迷惑をかけないために本当 に真剣に集中してやりました。 −まだまだ色々あったような気がしますが思い出したらまた付け足します。− <反省点> ・会場の下見が完璧でなかったですね。ゲストルームは前日に見せてもらったので すが、会議室を見ていなかったため、慌てて延長コードを取りに行ったり、換気の 音がうるさかったりといった不備がありました。 ・準備する教材の連絡も不十分でした。シャドーイング用テープの準備に関しては 勘違いして持ってこなかった人、日本語と英語の教材を同じテープに入れてきてし まう人などがいました。次回からは、準備するものなどについては十分すぎるほど に説明し、1回だけでなく2回以上はメールに書いて徹底する必要があると思いま した。また、今回はたまたま交通の連絡は1回のメール送信で全員に徹底されまし たが、本当なら確認の返信メールをもらう必要があったと反省しました。 ・食事に思ったより時間がかかりました。特に夜外に食事に行った時です。その場 しのぎで場所を決めたのも敗因でした。外に行く場合はあらかじめ予約を入れ、そ うでない場合は出前を取ることにした方が良かったかもしれません。 ・携帯電話を持っていなかったことにより、ご迷惑をかけてしまう場面がありまし た。そろそろ買おうかな・・ <感想> いや〜楽しかった♪ というのが一番の感想です。もともと体育会系なので、合宿 は大好き。寝る時間と食べる時間以外は通訳の練習が出来たなんて夢のようです。 本当にあっという間でした。あまりにあっという間で最終日は予定より1時間延長 したくらいです。高レベルの方々との生の交流も刺激になりました。メールのみで お話していた皆さんとお会いできたのも楽しかったし、他の学校のお話や、お仕事 のお話を聞けたのも収穫でした。「会社では今頃みな感動も無くブスッとした顔で 働いてるんだろうな・・」と思うとニヤけてきました。次回は休日に・・とやる前 は思っていたのですが、次回もあえて平日に引っ掛けてみたくなりました。その分 休みを取る前の仕事量や、戻った後の机の上の山は凄まじいものがありましたが、 旅行以上に有意義で感動的な3日間でした。皆様、本当にありがとうございました。








●2003.7.21〜23合宿報告● <準備等> スケジューリング: 実は2003.7の1回目の合宿の後、私のこのアイデアをとても気に入ってくださった にも関わらず、日程が合わなかったためにその際参加できなかったbluebellさん宅で 9月に2泊3日の合宿があったので、この手の合宿は実質3回目だったため最適な スケジュール調整がわかってきました。 やはり人数は6名くらいまで、担当は一人2時間、下手にシャドーイングなど、一 人でもできる面倒くさい実習は挟まず、通訳練習以外の練習はサイトラくらいにし ておくのがいいようです。 参加者募集: 今回は前回の参加者名簿のMLとコツコツの会のMLおよび出勤前サイトラ朝練メンバ ーのMLで声をかけ、人数が集まらない場合にHP上で公募するつもりでしたが幸い丁 度6人集まりました。3日目は平日だったにも関わらず、私を入れて4人が参加して くださいました。 教材準備: 合宿2週間ほど前に担当を割り振り、教材の準備をしていただきましたが、皆さん結 構苦労されたようです。英日教材はネットからダウンロードし、日英教材は英文スク リプトつきのスピーチなどを自分で朗読するケースが多かったです。 私もこの例に漏れず、できるだけ皆さんが選ばなそうなテーマをネット上で探しまし た。英語のスピーチ教材は、新聞・雑誌・公的機関(外務省とか)のHPは皆さんも探 しそうなので、ぜんぜん関係ないところから何とか見つけることはできないかしら? と考え付いたのが、闇雲にgoogleで「webcast script "自分が探したいテーマ(例えば environmentとか)"」と検索するやり方です。こうやって音声とスクリプト両方をゲッ トし、合宿までに読み込みました。困ったのが日英の教材で、まあ英訳つきの社説な どを利用しても良かったのですが、講談社のバイリンガルブックを利用しました。 主催者としての準備: 過去2回の教訓で、「食事は出前に限る!」(外食はロスタイムが大きい)ことが わかったので、3ヶ月くらい前から出前のちらしを捨てずに集めはじめました。ま たしゃべると非常にのどが渇くので、お茶と紙コップを買い込みました。 万一 のために、参加者の携帯番号を自分の携帯アドレス帳(前回の時は携帯を持ってい なかったので参加者に迷惑をかける場面もあったのですが、今回は携帯購入後でし た!)に入力しました。初めての方のために最寄り駅からの道順もメールしました が、目印の昭和シェルが突然つぶれてしまったため迷ってしまった方がいたのが残 念でした。 <感想&反省> スケジュールが洗練されたため、前回よりも更に密に学習できたような気がします。 (その代わり翌日は知恵熱が出ましたが・・・) 今回よくわかったのが、自分の弱点は自分で克服する方法を自分で努力して網ださ なければならないという点です。人それぞれ得意とする部分が違うので、「練習し かないんじゃない?」というアドバイスで片付けてしまってはいけないと思いまし た。「できる人とは頭の構造が違うのかもしれない。」というところから、よ〜く 自己分析をして、最も効率的と思われる対策を自分で考案すべきではないかと。 今回の合宿では、自分の弱点が浮き彫りになったという点でも得るところがありま した。これは同通のペア練をしたとき、とってもらったメモを見ながら訳した後、 メモを見ないで訳すモードに切り替えられなかった時にはっきりわかりました。 リテンションでやっている時と、メモをとっている時とでは使っている脳の部分が 全く異なるのだと。両者の接続をよくし、パイプを太くしていくことが今後の課題 です。 合宿全体としては、(今回は携帯ももっていたこともあり)比較的スムーズにいっ たのではないかと思います。1点、日曜日だった2日目に、夫に気を使って自宅で はなく会議室で練習したのですが、夕方となりのフィットネスルームで運動する人 の音がうるさく、パイプ椅子なので疲れるしで、やはり自宅の方でやればよかった ということがありましたが・・皆さんいい人たちばかりで練習に集中してくださり 助かりました。 また、最終日の最後のコマがあまってしまったので、日興企画の「国際会議・スピー チに必要な英語表現」を使ってクリックレスポンスしましたが、とってもよい勉強 になりました。常套句ってなかなか言えないんですよね。 学校に復帰してからも、ピリピリと学習するのではなく楽しく学習する機会として 合宿は続けていければと思います。
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